サッシの黒カビを除去しましょ♪
こんにちは。くらしのリンクス中の人たぶん三号です。
緊急事態宣言も解除され、6月になり、それでも普通の生活には戻らない今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
普通の生活に戻らなくても、ジメジメした梅雨はやってきます。梅雨といえばカビ、そうあのどこにでも現れる厄介者のカビ君です。キッチンやお風呂などは普段から目につくのでカビ対策している方も多いと思いますが、窓のサッシはどうですか?黒くなっていませんか?
この黒カビって、放っておくとどんどん成長してくれちゃったりします。嬉しくないですね。しかもそれがカーテンなんかにも侵略してくるから困ったものです。おまけにカビは空気中を漂って身体にも悪い。なので、黒カビ君はさっさと退治しちゃいましょう。
さて、黒カビの除去といえば、CMなどでお馴染みの某カビ取り剤なんかが思い浮かぶと思いますが、実は家庭用の中性洗剤と漂白剤でけっこう落とせるんですよ。プロも使っているこの方法、覚えておいて損はないと思います。当社の仕事が減っちゃうのは困りますけど・・・(笑)
黒カビ除去の前に、サッシのお掃除しましょ♪
【用意するもの】
- ブラシ
- 割り箸・・・数本
- 綿棒・・・数本
- 爪楊枝・・・適量
- 雑巾・・・2~3枚
- 消毒用エタノール・・・適量
お掃除開始♪
- 最初にサッシのホコリを落とします。ブラシを使うと簡単です。狭い隙間は歯ブラシ等を使ってお掃除します。
- 食器用洗剤を薄めたものか、住宅用の中性洗剤をスプレーして5分ほど放置します。
- 割り箸によく絞った雑巾を巻き付け、レール部分の汚れを落とします。狭い隙間の汚れは綿棒や爪楊枝を使って落とします。
- 消毒用エタノールを雑巾に含ませ、サッシを消毒します。
と、普通は4のカビ再発防止用にサッシを消毒して終わりなのですが、そう簡単に終わらせてくれるほど黒カビ君は優しくありません。そんな意地悪な黒カビ君には、以下の方法を試してみてくださいね。
サッシの黒カビ君をやっつけろ!
上記3で黒カビが落ちなかった場合、4の消毒をする前に以下の工程を頑張ってみましょう!
今回は台所用の塩素系漂白剤を使用しますが、塩素系カビ取り剤を使用してもOKです。
【用意するもの】
- 台所用の塩素系漂白剤・・・適量
- キッチンペーパー・・・適量
- 雑巾・・・2~3枚
- 新聞紙・・・適量
雑巾はお掃除に使ったものとは別に新品を用意しましょう。
塩素系漂白剤を使用しますので、マスク、ゴム手袋の着用も忘れずに!
※漂白剤やカビ取り剤を使う時は他の洗剤と混ぜないようにしてください。「まぜるな危険!」ですよ。それから、必ず換気しながら行ってくださいね。
いざ戦闘開始!
- 新聞紙を漂白剤の液垂れ対策として床に敷きます。
- 塩素系漂白剤をキッチンペーパーに染み込ませ、黒くなったゴムパッキンに貼り付けます。
- 30分ほどたったらキッチンペーパーを剥がし、固く絞った雑巾で水拭きします。
- 乾いた雑巾で乾拭きし、しっかりと乾燥させます。
- 最後に消毒用エタノールを雑巾に含ませ、サッシを消毒します。
※塩素系の漂白剤やカビ取り剤を使用した後は必ず乾燥させてください。乾燥させずにエタノールを使用した場合、有毒ガスが発生する可能性があります。
3で落ちなかった場合、2と3を繰り返してみましょう。
それでも黒カビが落ちない!
ゴムパッキン部分の黒カビはサッシ枠に比べてかなり頑固です。年季の入った黒カビ爺さんはなかなか逝ってくれません。そうなったら最後の手段です。ゴムパッキン用カビキラーを使います。
- パッキンにパッキン用カビキラーを塗ります。流れ落ちないよう、水で濡らしたキッチンペーパーをサッシに貼り付けます。床に新聞紙を敷くのも忘れずに!
- 20~30分たったら濡れた雑巾で拭き取ります。
※これも1回で綺麗になる保証はありません。2~3回、あるいはそれ以上。かなり忍耐のいる作業になります。 - 綺麗になったら乾燥した雑巾で乾拭きし、しっかりと乾燥させた後にエタノールで消毒します。
※くどいようですが、必ず乾燥させてからエタノール消毒です!
余談ですが、殺菌に効果があるといわれる「酢」は、黒カビには逆効果です。黒カビ君が元気になるだけです。
また、サッシ、ゴムパッキン共に経年劣化による汚れは完全には綺麗になりませんので、それなりのところで妥協しましょう。経年劣化の汚れはプロがやっても完全には綺麗になりませんから。
さてさて、これで今回の黒カビ除去のお話は終わりですが、「そんな時間ないよ~」とか「面倒だな~」とか「そもそもやる気ありません!(キッパリ)」という方は、くらしのリンクスにご相談くださいね。そこそこ安い価格で承りま~す♪